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アルマイト表面処理に適したアルミ材の種類

2015年05月08日

アルミ材には、様々な種類があります。その中でも、アルマイト表面処理加工に適している材質と一部処理できない材質があります。
適していないアルミ材を使うと、仕上がりが下記のような現象になります。

■外国産の材料の場合■

アルマイト後、表面が波をうったような鱗状に付く。(色が一定しない)
アルマイト後のアルミの中の水が、抜けきらない。
(密着不良等の問題が発生する)

■塗装用の材料の場合■

アルマイト後のアルミの中の水が、抜けきらない。
(密着不良等の問題が発生する)
スラブ(潰し始めや潰し後、又は端)から圧延した材料に不純物が
混入しており、線や木目模様が出来る可能性がある。

■5000系の材料の場合■

当社のアルマイトでは、5000系の材料をアルマイトすると表面が黄色くなり、
アルマイトのみでも、ステン色に似た色になる。
(2次電解着色でも色が変わってくる為、1000系が良い)


これらのように、上記のような現象が出ると現在まで報告されています。
上記のアルミ材を使用すると、不良品の原因になりますのでご了承ください。
当社では、アルマイト後にならないと材質の問題の有無が分かりかねますので、
御社で確認の上、納入していただきますようお願い致します。

尚、材質に問題があると分かった時点でご連絡を致しますので、よろしくお願い致します。


※アルミ材質でご不明な点がございましたら、お問い合わせください。

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